弊社の強みとして、まずはジョンソン・エンド・ジョンソンのグループ企業であり、世界最大級のトータルヘルスケアメーカーとして、豊富な創薬のパイプラインを持っていることが挙げられます。 ただ、一般的な外資系製薬メーカーのイメージというと、本社主導の事業展開を強いられるように思われる方もいらっしゃると思いますが、ヤンセンファーマでは、ジョンソン・エンド・ジョンソンが提唱する分権経営の考えの下、大きな裁量権を持って日本の市場によりマッチした事業展開を行っています。 また、医薬品に関して領域を特化したスペシャリティファーマとしての地位を確立していることが挙げられます。具体的にはCNS領域、皮膚疾患領域、鎮痛・麻酔領域、癌領域の4領域です。特にCNS領域では、1996年に統合失調症治療薬「リスパダール」を発売以来、マーケットリーダーとしての地位を不動のものとしています。今後は、CNS領域ではお子さんが極端に落ち着かない症状になる「注意欠陥・多動性障害(ADHD)」の治療薬や、認知症治療薬などの新薬を、鎮痛・麻酔領域ではがん性疼痛の麻薬性鎮痛剤の新薬を、癌領域では固形癌の抗がん剤の新薬を、日本市場に投入する予定です。
弊社が求める人材要件はシンプルです。ジョンソン・エンド・ジョンソンの経営理念である「我が信条(OurCredo)」と、ヤンセンファーマの志と経営の基本指針であるビジョンステートメント「OurChallenge2005」に共感していただけるかどうか、という点です。 「OurChallenge2005」には、私たちの目指す「良い会社」の姿が明らかになっています。その良い会社を実現するために私たちがどのような挑戦をしたら良いか、それを「4つの挑戦」として示しています。 ですからヤンセンファーマでは、やる気とチャレンジ精神を持って、ご自身の強みを活かしていただきながら、良きリーダーシップを発揮し、ともにヤンセンファーマの良い会社作りにチャレンジしていただける方を求めています。そのような方々と共にヤンセンファーマも発展していくことを確信しています。
ヤンセンファーマの研修サポート体制は、MR業務に関する研修と、全社員対象に行う研修と大きく分けて2つあります。 まず、MRに関する研修ですが、営業本部直下の研修部において、きめ細かい研修を行っています。 入社後6週間は製品教育を中心とした編入研修を受講いただきます。配属後も継続的な製品知識の習得は欠かせませんので、毎月1回の継続研修を受講していただきます。さらに、ヤンセンファーマでは手上げ式の研修である「MRカフェテリア研修」があります。簡単に言うと、MR個人が持つ営業スキル上の弱みを克服するための研修を用意しています。例えば、ドクターへのニーズの引き出し方が上手く出来ない場合は、ニーズの引き出し方に関する研修を受講する事ができるのです。上司と相談しながら、自らの強み弱みを理解した上で受講が出来るので、MRとして自らスキルアップして成長する環境が整っています。 もう1つは、全社員対象の研修ですが、「OurChallenge2005」に基づき、それぞれの等級ごとに必要な行動要件を定義していますので、その行動要件を実現できるような等級別の研修を実施しています。
MRとしての将来のキャリアパスは様々ですが、3つの方向性が考えられると思います。1つは、現場で管理職となってより大きな組織のマネジメントをしていくコースです。具体的には、MRとして活躍した後に課長へ昇進していただく。さらにマネジメント能力をつけていただければ支店長、営業部長、さらに本部長というキャリアが考えられます。 2つめは、MRとしての専門性を高めていく、というコースです。CNS領域やオンコロジー領域など専門性を高めていくことで、ドクターのパートナーとなるキャリアです。 3つめは、営業経験を活かして、営業戦略部等の本社営業本部内スタッフとして活躍するケースです。本社と現場を両方経験することは組織的な強さにもつながりますし、ヤンセンファーマは成長期の会社ですから、キャリアパスについても広がりのある会社です。 また、管理職への昇進のプロセスとして、弊社にはマネジメントプール制という制度があります。エントリーするには、上司の推薦のみではなく全審議メンバーから多面的に候補者理解をしますので、新卒・中途は一切関係なく、能力のある人が次期課長候補として推薦されます。その上で次期課長候補としてマネジメントに必要な研鑚を積んで頂きます。
弊社には「なでしこ」という女性社員が主体で運営している組織があります。発足の目的は、MRという仕事は男女関係がなく同じ土俵で働くことができる職業と考えているのですが、もし、それを阻害する事があれば取り除く必要があります。弊社では、各支店にリーダーを置いてその阻害要件や障害について取り除いたり、乗り超え方を考える活動を行なっています。困ったことがあればその場で解決しているようです。 今後はライフイベントに対する考え方も重要なことですので、現行制度を営業向けに落とし込んだ時に不都合が生じないよう改善策を話し合っていきます。実際に育児休暇制度については本社スタッフ目線で考えがちですが、女性MRにもよりスムーズに運用してもらえるよう「なでしこ」で改善案を話し合い、女性MR版の制度として改善された経緯もあります。ヤンセンファーマでは、女性MRが最大限能力を発揮できるようサポートしています。
ホームページ | http://www.janssen.com/japan/ |
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本社所在地 | 〒101-0065 東京都千代田区西神田3-5-2 |
資本金 | 10億円 |
従業員 | 2088名(2016年4月現在) |
募集職種 | 求人はお問い合わせ下さい。 |
勤務地 | 東京 |
概要と特色 | ヤンセン社は精神医学、麻酔学はじめ様々な医学薬学研究の世界的パイオニアで、その新薬開発力が世界でも評価されていました。
当時日本でのより積極的な事業展開を計画していたヤンセン社と、海外の優れた新薬を導入し、製品ラインナップの拡充を図る協和発酵の意向が一致。両社は急速に信頼・協力関係を深めていきました。ヤンセン ファーマの前身であるヤンセン協和が誕生したのは1978年4月。ヤンセン・ファーマスーティカ(ベルギー)の株主である米国のトータル ヘルスケア企業ジョンソン・エンド・ジョンソンと、協和発酵との合弁によって発足しました。その後、研究開発から販売まで一貫した体制を築き上げ、そして設立から24年目の2002年1月、当初からの目的であった日本で、ジョンソン・エンド・ジョンソン全額出資会社としてヤンセン ファーマとして自立を果たしました。 2000年末に消化管運動賦活調整剤アセナリンの出荷停止に至るも、抗精神病薬リスパダールや、経口抗真菌剤イトリゾールの積極的なプロモーション活動に加え、2001年9月発売のトレドミン(SNRI) 2002年デュロテップパッチ(持続性癌性疼痛治療剤)が実績に寄与することにより、大きく売上を伸張。 また、2002年からは抗悪性腫瘍剤ロイスタチン、2006年にはベルケイド、2007年にはドキシルを発売しオンコロジー領域も充実。 2011年には初の抗体医薬としてモノクローナル シンポニー。 アルツハイマー型痴呆症治療薬 ガランタミン を発売し、コンスタントに新薬を上市していく研究開発力と販売力を兼ね備えた有望企業です。 2011年度12月期売上高はこれら大型新薬と既存品の好調な出荷に支えられ、805億円となりました。 |
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